Anker Prime Wall Charger(67W, 3-Port, GaN/A2669)の特徴、3ポート使用時の出力、対応機器、注意点とおすすめできる人を紹介します。
結論からいうと、USB-Cを2つ、USB-Aを1つ備え、ノートPC・スマートフォン・イヤホンなどを1台の充電器にまとめたい人に向く製品です。単ポートでは最大67W、2ポートでは合計最大65W、3ポートでは合計最大64.5Wに対応します。
ただし、3台すべてへ67Wを出せるわけではありません。本体は約144gあり、ケーブルも別売りです。最大出力だけで決めず、同時に充電する機器と必要なケーブルまで確認しましょう。

Anker Prime Wall Charger 67Wの結論
ノートPCと小型機器をまとめたい人に向く
USB-Cポートが2つ、USB-Aポートが1つあるため、USB-C対応ノートPCとスマートフォン、ワイヤレスイヤホンなどを同時に接続できます。コンセントへ挿す充電器を減らせるので、自宅だけでなく出張や旅行の荷物整理にも便利です。
公式ページでは、MacBook Air、iPhone、AirPodsの3台を同時に充電できる組み合わせとして案内されています。PCを含む3台の充電環境を1台に集約したい人ほど強みを生かせます。
3台接続時は合計64.5Wを分け合う
製品名の67Wは、USB-Cポートを1つだけ使用したときの最大出力です。2ポート使用時は合計最大65W、3ポート使用時は合計最大64.5Wになります。複数機器を接続すると、PowerIQ 4.0が対応機器へ出力を配分します。
高出力を必要とするノートPCとタブレットを同時につなぐと、1台あたりの出力は下がります。67Wを1台へ集中させたいときはUSB-Cを単独で使用してください。

主な仕様と価格
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| USBポート | USB-C×2、USB-A×1 |
| 単ポート最大出力 | USB-C:67W、USB-A:22.5W |
| 2ポート使用時 | 合計最大65W |
| 3ポート使用時 | 合計最大64.5W |
| サイズ | 約50×40×39mm |
| 重さ | 約144g |
| 入力 | 100V-240V、50/60Hz、1.8A |
| カラー・型番 | ブラック:A2669N12、ホワイト:A2669N22 |
| 公式価格 | 8,490円(税込、2026年8月15日確認) |
| ケーブル | 別売り |

約50×40×39mmの四角い本体
一般的な67W以上の充電器と比べて約50%小型化したと公式に案内されています。比較はAnker調べですが、折りたたみ式プラグを採用しており、バッグへ入れるときに金属部分を収納できます。
一方で、約144gなので軽量な単ポート充電器より重量があります。小ささだけでなく144gの重さも含めて持ち運びを判断しましょう。
USB-Cを2つとUSB-Aを1つ搭載
新しいUSB-C機器を2台つなぎながら、USB-Aケーブルを使う周辺機器も充電できます。USB-Aを残したい人には便利ですが、USB-Cだけで統一済みの人にはUSB-Aを使わない可能性があります。
Dynamic Power Distributionによる動的な出力配分はUSB-Cポートのみ対応し、USB-Aには対応していません。USB-Aを含む接続ではUSB-Cだけの場合と配分条件が異なる点を理解しておきましょう。

Anker Prime Wall Charger 67Wのメリット
MacBook Airからスマートフォンまで充電できる
USB PDとPPSに対応し、公式の対応機種にはMacBook Air、MacBook Pro、iPhone、iPadなどが掲載されています。入力も100V-240V対応なので、渡航先の電圧に対応した変換プラグを用意すれば海外へ持ち出しやすい仕様です。
ただし、機器側が受け取れる電力やケーブルの規格によって充電速度は変わります。67W対応でも接続機器が常に67Wで充電されるわけではありません。
2ポートの組み合わせを選びやすい
USB-C1+USB-C2、USB-C1+USB-A、USB-C2+USB-Aのいずれも合計最大65Wです。旧型の一部では特定ポートの組み合わせに出力制限がありましたが、本製品はどの2ポートを選んでも合計最大値が同じです。
ただし、USB-Cを2つ同時に使ってPCを充電するときは、公式が上部USB-Cポートの使用を案内しています。PCは上側のUSB-Cへつなぐと覚えておくと迷いにくくなります。
温度を監視するActiveShield 2.0を搭載
従来の多重保護システムに加え、ActiveShield 2.0が温度を計測・制御すると公式に説明されています。高出力充電器は使用中に温かくなることがありますが、温度管理機能を備えている点は選ぶ材料になります。
安全機能があっても、布団や衣類で覆う、濡れた場所で使う、破損したケーブルを使うといった利用は避けてください。安全機能に任せきらず取扱説明書どおりの環境で使用することが大切です。
購入前に知りたいデメリット
3台同時では高出力PCへ67Wを維持できない
3台接続時の合計は最大64.5Wです。その電力を複数機器へ分けるため、高負荷状態の大型ノートPCでは充電が遅くなったり、使用電力に充電が追いつかなかったりする可能性があります。
高出力PCを優先したい時間は単ポートにし、スマートフォンやイヤホンは後から接続する方法が確実です。3台同時充電とPCへの最大67W出力は両立しません。
約144gでコンセントとの相性がある
四角い形状で奥行きを抑えていますが、約144gの重さがあります。古く緩んだ壁コンセントや、差し込み口の向きによっては安定しにくい可能性があります。
抜けかけた状態で使わず、奥まで確実に差し込んでください。電源タップでは隣の差し込み口やスイッチと干渉しないかも確認が必要です。購入前に使うコンセント周辺の空間を確認しましょう。
8,490円でケーブルは付属しない
2026年8月15日時点の公式価格は8,490円(税込)です。USB-CケーブルやLightningケーブルは付属しないため、必要な規格のケーブルを持っていなければ別途購入費がかかります。
Galaxy S23+やS23 Ultraで超急速充電2.0を使う場合、公式はUSB 3.1以上のeMarker対応USB-Cケーブルを案内しています。充電器だけでなくケーブルの対応電力と規格まで確認してください。


Anker Prime Wall Charger 67Wがおすすめな人
PC・スマホ・小型機器を一緒に持ち歩く人
出張や旅行でノートPC、スマートフォン、イヤホンを持ち歩く人には、3ポートを1台にまとめられる利点があります。プラグを折りたためるため、別々の充電器を3台持つより荷物を整理しやすくなります。
PCを使いながら3台を急速充電するより、就寝中など時間に余裕がある場面でまとめて充電する使い方と相性が良いでしょう。持ち物を減らすことを優先する人におすすめです。
USB-A機器も残しながらUSB-Cへ移行したい人
USB-C×2とUSB-A×1の組み合わせは、新旧のケーブルが混在する環境に向きます。スマートフォンやPCはUSB-C、古い周辺機器はUSB-Aと使い分けられます。
反対に、すべてUSB-Cへ移行済みなら、USB-Cを3つ備えた別製品も比較対象になります。USB-Aを実際に使う予定があるかで選びやすさが変わります。

新しい70Wモデルとも比較する
Anker Nano Charger 70Wは小型化と抜け落ち対策が進化
Ankerは、単ポート最大70W、3ポート搭載のAnker Nano Charger(70W, 3 Ports)も販売しています。公式説明では、一般的な67W充電器より約55%小型化し、重心やプラグ形状を工夫して抜け落ちづらくしたと案内されています。
USB-Aを含む3ポート構成は似ていますが、サイズ、重量、出力配分、価格、安全機能の世代を比較して選ぶ必要があります。今から購入するなら67Wモデルだけで即決せず70Wモデルも確認してください。

よくある質問
MacBook Proを充電できますか?
公式の対応機種にMacBook Proが掲載されています。ただし、モデルや使用状況により必要電力が異なり、高負荷時は67Wでは足りない場合があります。MagSafe充電には対応せず、USB-C&USB-Cケーブルを使うよう案内されています。対応機種と必要電力をMacBook側でも確認してください。
3ポートすべてが急速充電になりますか?
3台同時接続はできますが、合計最大64.5Wを分配します。各機器の入力仕様と接続の組み合わせで速度が変わるため、すべての機器が単独接続時と同じ速度になるわけではありません。急ぎの機器は単独または2ポートで充電しましょう。
充電ケーブルは付属しますか?
ケーブルは別売りです。USB-C機器にはUSB-C&USB-Cケーブル、Lightning機器にはUSB-C&Lightningケーブルが必要です。接続端子と必要な対応電力の両方を確認して選んでください。
海外でも使えますか?
入力は100V-240V、50/60Hz対応です。ただし、国や地域に合う変換プラグが必要になる場合があります。電圧対応とプラグ形状は別なので、渡航先のコンセント形状を事前確認してください。

まとめ:3台をまとめたい人向けの67W充電器
Anker Prime Wall Charger(67W, 3-Port, GaN)は、USB-C×2とUSB-A×1を備え、単ポート最大67WでノートPCにも対応する充電器です。3台同時では合計最大64.5Wとなるため、接続台数に応じて出力が変わる点を理解して使う必要があります。
約144g、ケーブル別売り、公式価格8,490円という条件も含めて検討してください。PCとスマートフォン、小型機器の充電器を1台へまとめたい人には便利ですが、新しい70Wモデルとの比較もおすすめです。

