Catlog Board 2を多頭飼いで使うときの識別方法、必要台数、月額料金を紹介します。
結論からいうと、Catlog Board 2は首輪や識別タグを付けなくても、複数の猫を自動で見分ける仕組みに対応しています。猫ごとの体重やトイレでの行動パターンをAIが学習し、体重と排泄記録をアプリ内で猫ごとに整理します。
ただし、どの家庭でも常に100%正しく識別できるとは限りません。体重が近い猫、同時にトイレへ入る猫、トイレのふちへ足を置く猫などでは、記録の確認と修正が必要になる場合があります。


Catlog Board 2は多頭飼いでも使える
体重とトイレ行動から猫を見分ける
RABO公式サイトでは、Catlog Board 2が猫ごとの体重や排泄時の行動特徴などを学習し、「どの猫がトイレを使ったか」を自動で識別すると案内しています。記録は1つのアプリに集まり、猫ごとに体重、おしっこ、うんちの情報を確認できます。
専用トイレへの交換や、すべての猫への首輪装着が必須ではありません。今使っている一般的なトイレの下へBoardを置いて始められるため、環境の変化が苦手な猫にも導入しやすい仕組みです。多頭飼い対応は公式に案内されている機能です。

首輪なしでも使えるが識別精度は環境で変わる
Catlog Board 2単体でも複数猫の識別に対応しています。ただし、Catlog Boardは微細な重量変化を測り、取得データを機械学習で判定する製品です。猫の姿勢や設置状態、同時利用などによっては、別の猫として記録される可能性があります。
公式情報でも、取得データの状況によって猫や行動、重量を正しく判定できない場合があると説明されています。自動識別は便利ですが、記録を定期的に確認する使い方が前提と考えましょう。
体重が近い猫は正しく識別できる?
識別できる体重差の公式な固定基準はない
「何g以上の差があれば必ず見分けられる」という具体的な基準は、2026年8月15日時点の公式商品ページとサポート情報では確認できませんでした。そのため、数百g差なら確実に識別できると断定することはできません。
Catlog Board 2は体重だけでなく、トイレ行動の特徴も学習すると案内されています。しかし、体重が近く、使う時間帯や姿勢まで似ている猫では、判定が難しくなる可能性があります。体重差の数値だけで購入判断をしないことが大切です。

誤認識を見つけたら記録を確認して修正する
別の猫として記録された場合は、猫日誌の記録内容を確認し、アプリから正しい情報をフィードバックします。誤ったデータをそのままにせず、猫ごとの記録を整えることが重要です。
床が柔らかい、Boardやトイレが壁へ触れている、猫砂が本体の下へ入り込んでいる場合も、重量測定へ影響します。誤認識が続く場合は、猫の体重差だけでなく設置状態も見直しましょう。誤判定の確認と設置環境の点検をセットで行うと原因を切り分けやすくなります。

識別を優先するならCatlogとの併用も選択肢
RABO公式noteでは、首輪型デバイスのCatlogを装着している猫がいると、CatlogとCatlog Boardの通信によって個体識別精度の向上に役立つと説明しています。Catlog Board 2だけでも多頭飼いには対応していますが、誤認識が気になる場合の選択肢になります。
すべての猫へ無理に首輪を付ける必要はありません。公式noteでは、首輪が苦手ではない猫だけに装着する方法も紹介されています。Board単体から始め、必要に応じてCatlogを検討するのが無理のない順番です。
Catlog Board 2は何台必要?
基準は猫の頭数より記録したいトイレの数
Catlog Board 2はトイレの下に置き、そのトイレで起きた重量変化を記録する製品です。2匹飼っていても、2匹が同じ1台のトイレだけを使うなら、まずBoard 1台から始められます。
一方、トイレが3台あり、猫が3台を使い分けている家庭で、すべての排泄を記録したい場合は各トイレへの設置を検討します。Boardを置いていないトイレでの排泄は、そのBoardでは測れません。必要台数は記録したいトイレ数で考えると分かりやすいです。
| 飼育・トイレ環境 | Boardの考え方 | 注意点 |
|---|---|---|
| 2匹・共用トイレ1台 | まず1台 | 共用トイレでの記録のみ取得 |
| 2匹・トイレ2台 | 全トイレを記録するなら2台 | 片方だけなら未設置側は記録できない |
| 3匹・トイレ3台 | 全トイレを記録するなら3台 | 初期費用は台数分必要 |
| 複数トイレ・使用頻度に差がある | よく使う1台から開始 | 記録範囲を理解して増設を判断 |

まず1台から試して後から増設できる
すべてのトイレへ最初から設置すると、初期費用が大きくなります。猫たちがよく使うトイレが決まっているなら、使用頻度の高い1台へ設置し、記録の見やすさや識別状況を確認してから増設する方法もあります。
公式サイトでは、複数台のCatlog Boardを1つのアプリで管理でき、どの猫がどのトイレを使ったか整理できると案内しています。少ない台数で試してから記録範囲を広げられるのがBoard型の利点です。
設置するすべてのトイレで安定性を確認する
Boardを増やす場合は、各トイレの床が硬く平らか、壁や家具に触れていないか、無線LANが届くかを確認します。1台目が正しく動いても、別室に置いた2台目が同じ条件とは限りません。
公式サポートでは、家具などから5〜10cmほど離し、Catlog Board 2の4本の足を基本的に一番短い長さへそろえるよう案内しています。台数より先に各設置場所の条件を確認しましょう。
多頭飼いでかかる月額料金と初期費用
月額料金はBoard台数ではなく猫の頭数で決まる
2026年8月15日時点の公式料金は、猫様メンバーシップが1猫あたり月額980円です。Boardを2台、3台と増設しても、機器の台数を理由とする月額料金は追加されません。
| 猫の頭数 | 月払い合計 | 1年払い合計 |
|---|---|---|
| 1匹 | 980円/月 | 10,780円/年 |
| 2匹 | 1,960円/月 | 21,560円/年 |
| 3匹 | 2,940円/月 | 32,340円/年 |
| 5匹 | 4,900円/月 | 53,900円/年 |
| 6匹以上 | 5匹分まで | 5匹分まで |
公式料金ページでは、6匹目以降の加入料金は0円と案内されています。料金や特典は変更される可能性があるため、契約直前に公式ページで再確認してください。月額は猫単位、機器増設では増えないのがポイントです。

Boardを増やすと本体の初期費用は増える
月額料金は増えませんが、複数のトイレへ設置する場合はBoard本体を台数分用意する必要があります。公式商品ページでは、複数台の同時購入で10%オフと案内されています。
また、新規メンバーシップ契約数に応じた本体30%オフ特典も掲載されていますが、最低6回の支払いなど条件があります。割引の併用や適用順は購入時の表示を確認してください。月額費用と本体の初期費用を分けて計算することが大切です。
Catlog Board 2を多頭飼いでおすすめできる人
同じアプリで猫ごとの排泄記録を確認したい人
複数の猫について、体重とトイレ記録を1つのアプリで確認したい人に向いています。首輪やカメラを個体識別の必須条件にせず、使い慣れたトイレを活用できる点も導入しやすいところです。
ただし、記録をまったく確認せず、すべて自動で常に正確な判定を求める人には向きません。自動記録を基本に、ときどき内容を確認できる人と相性がよい製品です。
トイレごとの利用状況まで把握したい人
複数台を設置すると、どの猫がどのトイレを使ったかをアプリで整理できます。トイレごとの利用傾向を知りたい家庭や、留守中の排泄状況を猫ごとに確認したい家庭に役立ちます。
Catlog Board 2は医療機器ではなく、病気を診断する製品ではありません。体重や排泄に急な変化があり、元気や食欲にも異常がある場合は、アプリの判定だけで決めず獣医師へ相談してください。
Catlog Board 2の多頭飼いに関するよくある質問
2匹ならCatlog Board 2は2台必要ですか?
必ず2台必要とは限りません。2匹が共用するトイレ1台だけを記録するなら、Board 1台から始められます。トイレ2台の両方を記録したい場合は、各トイレへの設置を検討してください。
体重が同じくらいの猫でも識別できますか?
Catlog Board 2は体重とトイレ行動パターンを学習しますが、識別を保証する体重差の公式基準は確認できません。体重が近い猫では記録を定期的に確認し、誤りがあればフィードバックしましょう。
Boardを増やすと月額料金も増えますか?
機器の増設による月額料金の追加はありません。月額料金は猫ごとのメンバーシップで決まります。Board台数と月額契約数は別として考えてください。
首輪型Catlogも必要ですか?
必須ではありません。Catlog Board 2単体でも多頭飼いに対応しています。公式noteでは、Catlogとの併用が識別精度の向上に役立つと説明されているため、誤認識が気になる場合の追加案になります。
まとめ:猫の頭数よりトイレ数から必要台数を決めよう
Catlog Board 2は、猫ごとの体重とトイレ行動パターンをAIが学習し、多頭飼いでも自動識別できる製品です。首輪なしでも利用できますが、体重が近い猫や同時利用では誤判定の可能性があるため、記録の確認とフィードバックを行いましょう。
Boardの必要台数は猫の頭数だけで決めず、記録したいトイレの数で考えます。まずよく使うトイレへ1台設置し、必要に応じて増設する方法も現実的です。月額料金は猫単位で、Boardを増やしても機器台数による月額追加はありません。


