パナソニック「NP-TSP2」は分岐水栓工事なしで使えるタンク式食器洗い乾燥機です。ただし洗浄するたびに、付属の給水カップで約9Lの水道水を入れる必要があります。
公式取扱説明書では、給水カップ1杯が約2L、満水までの目安は約4.5杯です。給水口へゆっくり注ぎ、「ピピッ」と3回鳴って給水ランプが消えたら給水完了。この記事では、食器のセットからコース選択、排水確認までを一連の流れで解説します。
容量や設置寸法、新旧比較まで知りたい方は「NP-TSP2の総合レビューを確認する」へ。

NP-TSP2のタンク給水は約9L・給水カップ約4.5杯
NP-TSP2の標準使用水量は約9Lです。取扱説明書には、付属の約2L給水カップで約4.5杯を入れると記載されています。一回の洗浄運転でタンクの水をすべて使用するため、基本的に運転のたびに給水します。
給水前にドアを閉めて電源を入れる
食器と食洗機専用洗剤を入れてドアを確実に閉め、電源を入れます。運転に必要な水量がタンクにない場合は給水ランプが点滅します。操作部のランプが点灯したままの場合は、ドアが正しく閉じていない可能性があるため閉め直します。
給水は運転開始前に行うのが重要です。取扱説明書では、運転中の給水は水漏れや故障の原因になると案内しています。
給水口へ水道水をゆっくり注ぐ
- 本体上部の給水口ふたを開ける
- 付属の給水カップへ水道水を入れる
- 給水目安ラインを超えないよう、給水口へゆっくり注ぐ
- 「ピピッ」と3回鳴り、給水ランプが消えるまで繰り返す
- 給水口ふたを閉める
満水の目安は約9L、付属カップ約4.5杯です。必要量に達するとブザーが3回鳴ります。給水目安ラインより上まで入れると、本体下部から水がこぼれる場合があるため、ブザーとランプを確認して止めましょう。

入れてよいのは水道水だけ
40℃以上のお湯、ミネラルウォーター、アルカリイオン水、井戸水は入れないでください。公式取扱説明書は、故障の原因になるとして水道水の使用を指定しています。公式FAQでは浄水器の水も不可と案内されています。
給水時にこぼした水はすぐ拭き取り、給水時以外は給水口ふたを閉じておきます。タンク内へごみが落ちた場合は、内部の網を傷つけないよう柔らかい布などで取り除きます。
NP-TSP2を使う手順一覧
- 残さいを落とし、洗えない食器でないか確認する
- 汚れた面をノズル側へ向け、食器を重ねずに入れる
- 食洗機専用洗剤を入れる
- ドアを閉めて電源を入れる
- 給水ランプが消えるまで約9Lの水道水を入れる
- 汚れに合うコースと乾燥条件を選ぶ
- 排水ホースの先端を確認してスタートする
- 終了後30分以上たってから食器を取り出し、必要なお手入れを行う
給水後に失敗しないNP-TSP2の使い方
食器は重ねず、汚れた面をノズル側へ
公式取扱説明書の標準食器収納数は24点です。ただし、食器の大きさや形状によっては同じ点数を入れられません。食器同士を重ねず、汚れた面へ噴射水が当たる向きにセットします。
かごの外や下へ食器をはみ出させず、背面ノズルをふさがないことも重要です。はみ出した食器を無理に閉じるとドアやパッキンに隙間ができ、水漏れにつながる場合があります。コップは下向きにし、水筒やタンブラーは食洗機対応表示を確認してください。

台所用洗剤ではなく食洗機専用洗剤を使う
使えるのは食洗機専用の液体・粉末・タブレット洗剤です。通常の目安は粉末または液体で約5g、タブレットなら1個。油汚れが多いときは取扱説明書が示す増量目安を確認してください。
台所用洗剤や重曹は使用できません。大量の泡が発生し、水漏れや故障につながるおそれがあります。誤投入した場合は運転を続けず、公式説明書の除去・すすぎ手順に従ってください。
汚れレベル1〜3とスピーディを使い分ける
| コース | 向いている状態 | 運転時間の目安 |
|---|---|---|
| 汚れレベル1 | 食器が少ないとき | 約78分/73分 |
| 汚れレベル2 | 食後すぐに洗うとき | 約93分/88分 |
| 汚れレベル3 | 食後数時間後、油汚れが多い食器・調理器具 | 約118分/113分 |
| スピーディ | つけ置きや水洗い後 | 約26分 |
時間は50Hz/60Hz、給水温度20℃など公式条件での目安です。乾燥時間は30分・60分・乾燥なしから変更できます。80℃すすぎは汚れレベル1〜3またはスピーディと組み合わせられ、運転時間が約7〜15分長くなります。
普段は汚れレベル2、食器が少なければ1、時間がたった油汚れなら3を基準にすると選びやすいでしょう。スピーディは乾燥工程を含まない約26分のコースです。

排水ホースを確認してからスタート
運転前に、約1mの排水ホースが吸盤でシンクへ固定され、折れ・巻き・つぶれがないことを確認します。取扱説明書では、排水ホースが20cm以上持ち上がっていると排水できない場合があると案内しています。
給水できても排水経路が悪ければ運転エラーや水漏れにつながります。排水ホース、残さいフィルター、本体の水平、食器のはみ出しを一緒に確認しましょう。
ホースの長さやドア開閉スペースは「NP-TSP2の設置寸法と排水条件を確認する」へ。
毎回の給水はどのくらい手間になる?
NP-TSP2のタンク給水は、約2Lのカップを約4.5回運ぶ作業です。分岐水栓工事が不要になる代わりに、洗浄のたびに約9Lを給水することが日常の負担になります。
本体が蛇口から遠いほど往復距離が増え、カップを高く持ち上げる姿勢も必要です。購入前に空の容器で動線を再現し、毎日続けられるか確認してください。NP-TSP2は別売の分岐水栓・給水ホースを用い、直接給水する設定へ変更することも公式取扱説明書に記載されています。
給水ランプが消えないとき
まず水量が足りているか、給水目安ラインまでゆっくり入れたか確認します。必要量に達すると「ピピッ」と3回鳴ってランプが消えます。入れすぎると水がこぼれる可能性があるため、無理に追加し続けないでください。
途中で水が足りない表示が出たとき
運転に必要な水量がない表示が出た場合は、取扱説明書に従いタンクへ給水して再スタートします。ただし通常の給水は運転前に行う必要があります。表示内容を確認せず運転中に水を足さないでください。
水漏れが気になるとき
排水ホースの接続、残さいフィルター・排水口カバー・パッキンの汚れ、食器のはみ出し、本体の傾きを確認します。改善しない場合は使用を止め、販売店またはパナソニックの相談窓口へ点検を依頼してください。
NP-TSP2の給水に関するよくある質問
給水カップは何杯必要ですか?
付属カップは1杯約2Lで、満水まで約4.5杯、合計約9Lが目安です。必要量に達するとブザーが3回鳴り、給水ランプが消えます。
お湯やミネラルウォーターを入れてもよいですか?
入れられません。必ず水道水を使い、40℃以上のお湯、ミネラルウォーター、アルカリイオン水、井戸水などは避けてください。
毎回給水する必要がありますか?
はい。一回の洗浄運転で水をすべて使用するため、洗浄するたびに給水します。乾燥のみの場合などは操作条件が異なるため、取扱説明書を確認してください。
分岐水栓から直接給水できますか?
公式取扱説明書では、別売の分岐水栓と給水ホースを用い、直接給水する設定へ変更できます。適合水栓、部材、工事費は購入前に販売店へ確認してください。
運転後に水が少し残るのは故障ですか?
排水ポンプの構造上、残さいフィルター下などに水が残る場合があります。におい、排水エラー、異常な水量がある場合は、フィルターと排水ホースを確認し、改善しなければ点検を依頼してください。
まとめ:NP-TSP2は約4.5杯の給水を続けられるか確認
NP-TSP2は、付属の約2L給水カップで水道水を約4.5杯、合計約9L入れて使います。「ピピッ」と3回鳴り、給水ランプが消えたら満水の合図です。毎回の給水は必要ですが、分岐水栓工事なしで始められるのがタンク式の利点です。
水道水だけをゆっくり注ぐ、食器を重ねない、専用洗剤を使う、汚れに合うコースを選ぶ、排水ホースを確認する。この5点を習慣にすると、給水ミスや洗い残しを減らしやすくなります。
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参考にした公式情報
- パナソニック NP-TSP2取扱説明書(2026年8月28日確認)
- パナソニック NP-TSP2公式仕様(2026年8月28日確認)
- パナソニック公式FAQ:食洗機から水漏れするとき(2026年8月28日確認)

