シロカSS-LH451のランニングコストを考えるときは、公式仕様に記載されている「消費電力W」と、1回の運転で使用する「消費電力量Wh」を混同しないことが重要です。
SS-LH451は使用水量や洗剤量は公式に確認できますが、1運転あたりの消費電力量Whは公式仕様から確認できません。
そのため、この記事ではメーカー公式情報をもとに、電気代について分かる範囲、水道代の参考試算、乾燥方式、日常のお手入れについて整理します。
電気代やお手入れだけでなく、40点の収納力や自動給水、設置条件まで含めて判断したい方は、「シロカSS-LH451レビュー!デメリットと使う価値」もあわせて確認すると全体像が分かりやすいです。

SS-LH451の維持費を先に結論
SS-LH451で公式に確認できる主な数値は次のとおりです。
| 項目 | 公式仕様・参考値 |
|---|---|
| 消費電力 | 923W/951W(50Hz/60Hz) |
| バケツ給水時の使用水量 | 約9L |
| 分岐水栓使用時の使用水量 | 約8.5L |
| 食器洗い機専用洗剤 | 標準使用量 約7g |
| 乾燥方式 | ヒーターとファンによる強制排気 |
| オートオープン | 対応 |
| 残さいフィルター・メッシュトレイ | 毎回お手入れ |
| ノズル | 月1回程度 |
水道代は使用水量から試算できますが、1回の電気代は923W/951Wという数字だけでは正確に計算できません。
維持費を比較するときは、電気代を推測で断定せず、水量・洗剤・乾燥の使い方・お手入れの手間まで含めて考えるのがおすすめです。
SS-LH451の電気代は1回いくら?
923W/951Wは1回の消費電力量ではない
SS-LH451の公式仕様では、消費電力が
923W/951W(50Hz/60Hz)
と記載されています。
ただし、W(ワット)はそのときに使う電力の大きさを表す値であり、1回の運転で使用した電力量を示すWh(ワット時)とは異なります。
そのため、
923W × 電気料金単価
のような計算だけで、1回の電気代を求めることはできません。
「消費電力951Wだから1時間ずっと951W使う」と仮定して電気代を出すのも適切ではありません。
ヒーターやポンプなどは運転中ずっと同じ状態で動作するとは限らないためです。
1回の電気代は公式情報だけでは断定できない
今回確認した公式製品ページと取扱説明書では、SS-LH451の1運転あたりの消費電力量Whは確認できませんでした。
したがって、
「標準コース1回○円」
「1か月○円」
といった金額を公式仕様だけから正確に断定することはできません。
実際の消費電力量は、
- 使用するコース
- 温風乾燥の有無
- オートオープンの設定
- 給水温度
- 食器の量や汚れ
- 周囲の環境
などでも変わる可能性があります。

SS-LH451の水道代はいくら?
使用水量は約9Lまたは約8.5L
SS-LH451の1回あたりの公称使用水量は、
- バケツ給水:約9L
- 分岐水栓:約8.5L
です。
給水方法による差は約0.5Lです。
水道料金は地域によって異なるため、全国一律の「1回○円」という公式水道代はありません。
上下水道262円/m³なら約2円台
参考例として、上下水道料金を1m³あたり262円と仮定すると、
バケツ給水の場合は、
9L=0.009m³
なので、
0.009 × 262=約2.36円
です。
分岐水栓の場合は、
8.5L=0.0085m³
なので、
0.0085 × 262=約2.23円
となります。
| 給水方法 | 使用水量 | 262円/m³での参考試算 |
|---|---|---|
| バケツ給水 | 約9L | 約2.36円/回 |
| 分岐水栓 | 約8.5L | 約2.23円/回 |
これは262円/m³という仮定条件で計算した参考値であり、シロカが公表している水道代ではありません。
実際の料金は、お住まいの地域の上下水道料金で計算してください。
また、手洗いと比較する場合は、食洗機を使う前にどの程度予洗いするかでも総使用水量が変わります。

食器洗い機専用洗剤は標準約7g
SS-LH451の公式仕様では、食器洗い機専用洗剤の標準使用量は約7gです。
実際の使用量については、使用する洗剤の説明や食器の汚れ具合も確認してください。
注意したいのは、一般的な台所用液体洗剤を使用しないことです。
食器洗い乾燥機では大量の泡が発生すると正常に運転できない可能性があるため、必ず食器洗い機専用の洗剤を使用します。
洗剤代までランニングコストを計算する場合は、
1回あたりの洗剤使用量 × 購入した洗剤の1gあたり価格
で家庭ごとの目安を出すと分かりやすくなります。
SS-LH451の乾燥方式
ヒーターとファンによる温風乾燥に対応
SS-LH451の乾燥方式は、ヒーターとファンによる強制排気です。
シロカは温風乾燥機能について、従来条件との比較で残存水滴を40%削減したと案内しています。
ただし、この数値はメーカーの試験条件によるものです。
食器の、
- 材質
- 形状
- 置き方
- 重なり
- くぼみ
などによっては水滴が残る場合があります。
温風乾燥を使えば必ずすべての食器が完全に乾くという意味ではありません。
オートオープンで蒸気を逃がす
SS-LH451にはオートオープン機能もあります。
洗浄終了後にドアを自動で開けて庫内の蒸気を逃がし、再結露やにおいのこもりを抑えながら自然乾燥を促します。
温風乾燥とオートオープンは組み合わせて設定できます。
また、
- 乾燥のみ
- オートオープンのみ
といった使い分けも可能です。
なお、オートオープンを使用すると、ドアが開いた状態で運転を終了し、自動では閉まりません。
小さな子どもがいる家庭などでは、開いたドアの動線にも注意してください。
温風乾燥のみコースは約4時間
SS-LH451には「温風乾燥のみ」コースがあります。
食器の温風乾燥だけを行いたい場合に使用でき、公式案内では乾燥時間は約4時間です。
そのため、乾燥だけ追加するときも短時間運転とは限りません。
ランニングコストや使用時間を考える場合は、温風乾燥を毎回使うのか、オートオープンや自然乾燥を中心にするのかも考えておくとよいでしょう。
低温コースでは温風乾燥を選べない
SS-LH451の低温コースでは、温風乾燥を選択できません。
低温コースで乾燥設定を使用する場合は送風乾燥となります。
プラスチック製食器などを洗う場合は、食器の耐熱温度とあわせてコース設定を確認してください。
温風乾燥をどこまで重視するか迷っている場合は、「SS-LH451とSS-LA451の違い!温風乾燥は必要?」で、温風乾燥あり・なしの価格差まで比較してから決めると選びやすいです。

SS-LH451のお手入れ方法
残さいフィルターとメッシュトレイは毎回洗う
取扱説明書では、残さいフィルターとメッシュトレイを毎回お手入れするよう案内されています。
使用後は、
- 残さいを捨てる
- 残さいフィルターとメッシュトレイを取り外す
- 流水で洗う
- 元の位置へ正しく取り付ける
という流れです。
残さいが詰まると洗浄効果が落ちたり、におい移りの原因になったりします。
SS-LH451のお手入れで最も頻度が高いのが、この残さいフィルターとメッシュトレイです。
ノズルは月1回程度お手入れ
ノズルと上かご用ノズルは、月1回程度のお手入れが推奨されています。
ノズルを取り外し、流水で残さいを洗い流します。
穴に汚れが詰まっている場合は、取扱説明書ではつまようじなどを使用して穴の中も掃除するよう案内されています。
ノズルが詰まると水流が弱くなり、洗浄効果が落ちる原因になります。
ドア・パッキン・本体は柔らかい布で拭く
ドア、パッキン、本体外側は、よく絞った柔らかい布で拭き、その後から拭きします。
庫内でもノズルの水が直接当たりにくい部分や、ドア下部付近は汚れが残ることがあります。
その場合は、かごを取り出して柔らかい布で拭き取ります。
本体へ直接水やお湯をかけるのは避けてください。
庫内の汚れが気になるときは空運転する
庫内の汚れやにおいが気になる場合は、食器を入れずに、
- 食器洗い機専用洗剤
- 食器洗い機用庫内クリーナー
を使用して運転する方法が公式サポートで案内されています。
SS-LH451の場合は、「おいそぎ(洗浄のみ)」コースを使用します。
毎回行う作業ではありませんが、庫内の汚れが気になるときのメンテナンスとして覚えておくと便利です。
SS-LH451のお手入れ頻度まとめ
| お手入れ箇所 | 目安 |
|---|---|
| 残さいフィルター | 毎回 |
| メッシュトレイ | 毎回 |
| ノズル・上かご用ノズル | 月1回程度 |
| ドア・パッキン・本体外側 | 汚れが気になったとき |
| 庫内 | 汚れが気になったとき |
| 庫内洗浄 | 汚れ・においが気になったとき |
毎回必要なのは主に残さいフィルターとメッシュトレイです。
そのため、購入前には「食洗機だから完全に手入れ不要」と考えず、毎回の簡単なフィルター清掃は必要と考えておきましょう。

SS-LH451の維持費で確認しておきたいポイント
SS-LH451では、
- 水道代は使用水量から参考計算できる
- 洗剤は標準約7g
- 1回の電気代は公式Wだけでは断定できない
- 温風乾燥の使用状況で消費電力量が変わる可能性がある
- フィルター類は毎回清掃する
- ノズルは月1回程度お手入れする
という点を押さえておくと、購入後の手間やコストをイメージしやすくなります。
特に電気代については、根拠のない「1回○円」という数字で比較しないことが重要です。
まとめ
SS-LH451の公式仕様では、消費電力923W/951W、使用水量約9Lまたは約8.5L、食器洗い機専用洗剤の標準使用量約7gが確認できます。
水道代は地域の料金単価を使えば参考計算できます。上下水道262円/m³と仮定した場合は、約2.36円/回または約2.23円/回です。
一方、923W/951Wは1回の消費電力量ではないため、公式仕様だけから1回の電気代を正確に断定することはできません。
乾燥では温風乾燥とオートオープンが利用できますが、食器の形状や材質によって水滴が残る場合があります。
お手入れは、残さいフィルターとメッシュトレイを毎回、ノズルを月1回程度行うのが基本です。
購入時は本体価格だけでなく、水道・電気・洗剤・乾燥の使い方と日常のお手入れまで含めて判断すると、購入後のギャップを減らせます。
維持費やお手入れに納得できたら、購入前の最終確認として、「シロカSS-LH451レビュー!デメリットと使う価値」でメリット・デメリットや設置条件もまとめて確認しておきましょう。
SS-LH451の電気代・お手入れに関するFAQ
SS-LH451の1回の電気代はいくらですか?
今回確認した公式情報では、1運転あたりの消費電力量Whを確認できないため、正確な1回の電気代は断定できません。
923W/951Wは消費電力であり、1回の消費電力量ではありません。
水道代はいくらですか?
使用水量は約9L(バケツ給水)または約8.5L(分岐水栓)です。
仮に上下水道料金を262円/m³として計算すると、それぞれ約2.36円、約2.23円です。
実際の料金は地域によって異なります。
洗剤はどれくらい使いますか?
食器洗い機専用洗剤の標準使用量は約7gです。
使用する洗剤の商品説明も確認して調整してください。
残さいフィルターは毎回洗いますか?
はい。
公式取扱説明書では、残さいフィルターとメッシュトレイを毎回お手入れするよう案内されています。
ノズルの清掃頻度は?
月1回程度が目安です。
流水で汚れを落とし、穴に詰まりがあれば取扱説明書に従って取り除きます。
温風乾燥だけ使えますか?
はい。
SS-LH451には「温風乾燥のみ」コースがあり、運転時間の目安は約4時間です。
ただし、低温コースでは温風乾燥を選択できません。

