シロカSS-LH451は、付属の給水専用バケツから自動で水をくみ上げるため、分岐水栓を取り付けなくても使用できます。
ただし、工事不要だからといって「本体を置くだけ」で使えるわけではありません。
給水バケツ、排水ホース、ドアを開くための前方スペース、周囲の余白、電源やアースまで含めて確認する必要があります。
この記事では、メーカー公式情報と取扱説明書をもとに、SS-LH451の自動給水の使い方と設置前に確認したいポイントを整理します。
SS-LH451の設置方法だけでなく、40点の収納力や温風乾燥、デメリットまで含めて購入判断したい方は、「シロカSS-LH451レビュー!デメリットと使う価値」もあわせて確認しておくと選びやすくなります。

SS-LH451の自動給水と設置方法を先に結論
SS-LH451を分岐水栓なしで使う場合は、付属の給水専用バケツに約10Lの水道水を準備し、バケツ用給水ホースを接続します。
運転を始めると、本体が必要なタイミングで自動的に水をくみ上げます。
バケツ給水時の公称使用水量は約9Lですが、取扱説明書では給水準備として約10Lの水を入れるよう案内されています。
また、設置時は本体だけではなく、
- 給水専用バケツ
- 排水ホース
- 排水先
- ドア前方
- 本体周囲の余白
- アース付き電源
まで確認することが重要です。
SS-LH451の自動給水の仕組み
給水専用バケツから必要な水を自動で吸い上げる
SS-LH451は、本体内部へ給水カップで何度も水を注ぐタンク式とは異なります。
付属の給水専用バケツへ水を入れておけば、バケツ用給水ホースを通して本体が自動で水をくみ上げます。
そのため、本体上部まで重い給水カップを何度も持ち上げる必要がありません。
分岐水栓を取り付けられないキッチンや、工事を避けたい賃貸住宅でも検討しやすい方式です。
バケツには約10Lの水道水を準備する
バケツ給水時のSS-LH451の使用水量は約9Lです。
ただし、取扱説明書では運転前に給水専用バケツへ約10Lの水を入れるよう案内されています。
「使用水量が9Lだから9Lだけ入れればよい」と考えず、説明書どおり約10Lを準備してください。
使用する水は水道水です。
水道水以外の液体やお湯は使用しないよう案内されています。
給水は一度にすべて行われるわけではない
バケツ給水では、運転開始後の最初の給水に約2〜3分かかります。
また、約10Lの水を一度に本体へ吸い上げるのではありません。
洗浄やすすぎの工程に合わせて必要な分だけ給水します。
途中で水が不足すると給水アイコンが点滅するため、バケツ内の水やホースの状態を確認してから運転を再開します。
給水バケツの置き場所を確認する
組み立て時は約幅30×奥行27×高さ24cm
付属する給水専用バケツのサイズは、組み立てた状態で、
約幅30×奥行27×高さ24cm
です。
折りたたんだ状態では高さ約8cmになります。
本体寸法だけを測って購入すると、「本体は置けたのにバケツを置く場所がない」ということも考えられます。
本体横や近くに約30×27cmのバケツスペースを確保できるか確認しておきましょう。
給水ホースの先端は低い位置にする
バケツ給水では、付属のバケツ用給水ホースを使用します。
取扱説明書では、給水ホースの先端を本体の設置面より低くするよう示されています。
バケツを本体より高い場所へ置けばよいわけではありません。
本体とバケツを実際にどこへ置くかを決めてから、ホースを無理なく接続できるか確認してください。
排水ホースの設置にも注意する
排水先はシンクまたはバケツ
SS-LH451で洗浄した水は、排水ホースから排出します。
排水先としては、
- シンク
- 排水用バケツなど
を利用できます。
シンクの近くへ設置できる場合は、排水ホースをシンクへ固定できます。
シンクから離れた場所へ置く場合は、排水用のバケツなどを用意する必要があります。
排水ホース先端は本体より低くする
排水で特に重要なのが高さです。
排水ホースの先端は、本体の設置面より低くしてください。
排水先が高すぎると、正常に排水できない原因になります。
また、排水ホースが折れ曲がると排水できないため、
- 強く曲げない
- つぶさない
- 無理に引っ張らない
- 排水先まで自然に届く
ことを確認してください。

給水用と排水用で同じバケツを使わない
シンクではなくバケツへ排水する場合に重要なのが、給水用と排水用を分けることです。
取扱説明書では、
給水時と排水時で同じバケツを使用しない
よう案内されています。
付属の給水専用バケツを排水用として兼用するのは避け、排水が必要な場合は別の容器を用意してください。
SS-LH451の本体サイズと必要な設置スペース
SS-LH451の本体サイズだけでなく、ドアを開けた状態や周囲の空間まで確認する必要があります。
| 確認項目 | 必要なサイズ・空間 |
|---|---|
| 本体サイズ | 約幅55×奥行35×高さ50cm |
| ドア開放時の奥行 | 約72cm |
| 上面 | 20cm以上 |
| 側面 | 5cm以上 |
| 背面 | 5cm以上 |
| ガスコンロなどの熱源 | 15cm以上離す |
| 給水バケツ | 約幅30×奥行27×高さ24cm |
特に見落としやすいのが前方スペースです。
本体奥行は約35cmですが、ドアを開くと約72cm必要になります。
カウンターの奥行だけではなく、ドアを開けた状態で通路や蛇口、収納扉などと干渉しないか確認してください。

設置場所にも条件がある
水平で安定した場所に置く
SS-LH451は、キッチンのワークトップなど水平で安定した場所へ設置します。
傾いた場所では、水漏れや正常に動作しない原因になる可能性があります。
約21kgある製品なので、設置台を使用する場合は耐荷重も確認してください。
排気口と吸気口をふさがない
SS-LH451は本体上部から排気する設計です。
周囲へ十分な空間を確保し、吸気口や排気口を物でふさがないようにしてください。
蒸気によって周辺が結露する可能性もあるため、周囲に物を密集させない方が安心です。
ガスコンロなどの熱源から15cm以上離す
取扱説明書では、ガスコンロなどの熱源から15cm以上離して設置するよう案内されています。
直射日光が当たる場所や、冬場に0℃以下になり凍結するおそれのある場所も避けてください。
電源とアースも設置前に確認する
SS-LH451は水を扱う家電なので、電源周辺の確認も重要です。
取扱説明書では、
- AC100V
- 15A以上のコンセント
- アースを確実に接続
- たこ足配線をしない
- 延長コードを使用しない
- テーブルタップを使用しない
よう案内されています。
設置予定場所にアース端子付きコンセントがあるか、購入前に確認しておきましょう。
アース端子がない場合は、必要に応じて有資格者による工事が必要になります。
分岐水栓でも使える
SS-LH451は自動給水式だけでなく、分岐水栓式にも対応しています。
一度分岐水栓へ接続すれば、毎回給水専用バケツへ水を準備する必要がありません。
日常的な給水作業をさらに減らしたい場合には便利です。
ただし、蛇口によって使用できる分岐水栓が異なり、取り付けできない蛇口もあります。
分岐水栓用給水ホースは別売
注意したいのが付属品です。
SS-LH451には、
- 給水専用バケツ
- バケツ用給水ホース
- 排水ホース
が付属します。
一方、分岐水栓用給水ホースは別売です。
分岐水栓式で使用する場合は、対応する分岐水栓と給水ホースを別途確認してください。
公式取扱説明書では、分岐水栓用給水ホースとして「SS-M100-KH」が案内されています。
また、分岐水栓使用時は、水道水圧が0.02MPa〜0.80MPaの範囲であることも条件です。

自動給水と分岐水栓はどちらがおすすめ?
自動給水がおすすめの人
自動給水式は次のような人に向いています。
- 分岐水栓工事をしたくない
- 賃貸住宅で使いたい
- 本体へ給水カップで何度も水を入れたくない
- 給水専用バケツを置くスペースがある
- 給水前に約10Lの水を用意する作業が苦にならない
購入後すぐに使いやすいのがメリットです。
分岐水栓がおすすめの人
分岐水栓式は次のような人に向いています。
- 毎回バケツへ水を入れる作業をなくしたい
- 長期間同じ場所で使用する予定
- 蛇口に対応する分岐水栓を取り付けられる
- 初期費用や工事の手間を許容できる
設置の手軽さなら自動給水、毎日の給水作業を減らしたいなら分岐水栓と考えると選びやすいです。
バケツからの自動給水が自分に合うか迷う場合は、「SS-LH451とADW-L40Bを比較!大容量食洗機はどっち?」で、自動給水と内蔵タンク給水の違いを比べてから決めると分かりやすいです。
SS-LH451を設置する前のチェックリスト
購入前には次の項目を確認してください。
- 本体の幅55cmを確保できる
- 奥行35cmを確保できる
- 高さ50cm+上部20cm以上を確保できる
- 左右に5cm以上の余裕がある
- 背面に5cm以上の余裕がある
- ドア開放時の約72cmを確保できる
- ガスコンロなどから15cm以上離せる
- 給水専用バケツを置ける
- 排水先を確保できる
- 排水ホース先端を本体設置面より低くできる
- AC100V・15A以上のコンセントがある
- アースを接続できる
本体寸法だけでなく、給水・排水・ドア・電源を含めた「使用時のスペース」で判断することが重要です。

まとめ
SS-LH451は、付属の給水専用バケツから自動で水をくみ上げるため、分岐水栓工事なしでも使用できます。
バケツ給水では約10Lの水道水を準備し、付属のバケツ用給水ホースを接続します。
一方、設置では本体サイズだけでなく、
- 給水専用バケツ
- 排水先
- 排水ホースの高さ
- ドア開放時約72cm
- 上面20cm以上
- 側面5cm以上
- 背面5cm以上
- 熱源から15cm以上
- アース付き電源
まで確認する必要があります。
「工事不要=どこでも簡単に置ける」ではないため、購入前に給排水を含めた実際の使用スペースを測っておきましょう。
設置できることを確認できたら、購入前の最終確認として、「シロカSS-LH451レビュー!デメリットと使う価値」で容量・乾燥・使い勝手までまとめて確認しておきましょう。
SS-LH451の自動給水・設置に関するFAQ
水道工事なしで使えますか?
はい。
付属の給水専用バケツとバケツ用給水ホースを使用すれば、分岐水栓工事なしで使用できます。
バケツには何Lの水を入れますか?
取扱説明書では、給水専用バケツに約10Lの水を入れるよう案内されています。
バケツ給水時の公称使用水量は約9Lですが、運転前の準備量は約10Lです。
給水バケツのサイズは?
組み立て時で約幅30×奥行27×高さ24cmです。
折りたたんだ状態では高さ約8cmになります。
排水にも同じバケツを使えますか?
いいえ。
取扱説明書では、給水時と排水時で同じバケツを使用しないよう案内されています。
バケツへ排水する場合は、給水専用バケツとは別の容器を用意してください。
排水ホースはどこに置けばよいですか?
排水ホースの先端をシンクまたは排水用バケツなどへ固定します。
先端は本体の設置面より低い位置にしてください。
また、ホースが折れ曲がらないように設置する必要があります。
分岐水栓にも対応していますか?
はい。
SS-LH451は自動給水式と分岐水栓式の2WAYです。
ただし、分岐水栓用給水ホースは別売で、蛇口に適合する分岐水栓の確認も必要です。
本体だけ置ければ使えますか?
いいえ。
ドア開放スペース、給水バケツ、排水先、排気・吸気のための周囲空間、電源、アースまで確保する必要があります。

