この記事では、メーカー公式情報をもとに「ADW-L40Bの電気代・水道代・乾燥・お手入れ」の購入前に確認したいポイントを整理します。実機使用による体験談ではありません。
ADW-L40Bはタンク式と分岐水栓式に対応していますが、給水方式によって使用水量と消費電力量が異なります。
また、温風乾燥と送風乾燥の違いや、残さいフィルター・庫内のお手入れ方法も購入前に確認しておきましょう。
ADW-L40Bのメリット・デメリットを購入前にまとめて確認する
ADW-L40Bの電気代はいくら?
AQUA公式では、ADW-L40Bの消費電力量を次のように案内しています。
| 給水方式 | 消費電力量 |
|---|---|
| タンク式 | 約640Wh |
| 分岐水栓式 | 約660Wh |
この数値を、AQUA公式の試算条件で使われている電力料金目安単価31円/kWhで計算すると、
- タンク式:約19.8円/回
- 分岐水栓式:約20.5円/回
となります。
タンク式は、
0.640kWh × 31円 = 約19.8円
です。
ただし、31円/kWhはAQUA公式が試算に使用している2022年7月時点の目安単価です。
実際の電気料金は、契約している電力会社や料金プランによって異なります。
また、AQUA公式の640Wh/660Whは、標準コース・温風乾燥時の条件で示された使用電力量です。
すべてのコースや乾燥設定で同じ電力量になるわけではありません。

ADW-L40Bの水道代はいくら?
メーカー公表の使用水量は、
- タンク式:約5.0L
- 分岐水栓式:約6.8L
です。
AQUA公式の試算条件では、水道料金137円/m³、下水道使用料125円/m³、合計262円/m³が使われています。
この条件で試算すると、
タンク式
0.005m³ × 262円 = 約1.3円/回
分岐水栓式
0.0068m³ × 262円 = 約1.8円/回
となります。
公称値では、タンク式の方が1回あたりの使用水量は少なくなっています。
ただし、水道料金・下水道料金は住んでいる地域によって異なるため、実際の金額は自治体の料金体系で変わります。

電気代と水道代を合わせると約21.2円/回
AQUA公式の試算条件を使ったタンク式の例は次のとおりです。
| 試算項目 | タンク式 |
|---|---|
| 電気代 | 約19.8円/回 |
| 水道・下水道代 | 約1.3円/回 |
| 電気+水道・下水道 | 約21.2円/回 |
| 30日・1日1回 | 約635円/月 |
| 365日・1日1回 | 約7,720円/年 |
ここで注意したいのは、約21.2円は電気代と水道・下水道代だけの合計ということです。
食器洗い乾燥機用洗剤の費用は含まれていません。
実際のランニングコストを考えるときは、
- 電気代
- 水道・下水道代
- 食洗機用洗剤代
を合わせて考えましょう。
また、電気・水道料金の単価や使用するコースによって実際の金額は変わります。

温風乾燥と送風乾燥の違い
ADW-L40Bの乾燥方式は、AQUA公式仕様で
- 温風乾燥
- 送風乾燥
の2種類が案内されています。
温風乾燥はヒーターを使って乾燥する
温風乾燥は、ヒーターで温めた風を使って食器を乾かす方式です。
AQUAも「ヒーターの温風でしっかり食器を乾燥」と案内しています。
洗浄後に食器をしっかり乾かしたいときに使いやすい方式です。
送風乾燥も選べる
ADW-L40Bは送風乾燥にも対応しています。
乾燥方法を使い分けられる点はメリットですが、640Wh/660Whという公称値をすべての乾燥設定にそのまま当てはめないことが重要です。
運転コースや乾燥方法によって消費電力量は変わる可能性があります。

ADW-L40Bのお手入れ方法
ADW-L40Bを清潔に使うには、残さいフィルターだけでなくメッシュトレイや庫内のお手入れも必要です。
残さいフィルターとメッシュトレイは週1回以上
取扱説明書では、残さいフィルターとメッシュトレイを週1回以上清掃するよう案内されています。
残さいフィルターには食器から落ちた残さいがたまります。
詰まったまま使用すると、
- 洗浄効果が悪くなる
- においの原因になる
可能性があります。
お手入れするときは、
- 上段かごと下段かごを取り出す
- 残さいフィルターとメッシュトレイを取り外す
- 残さいを捨てる
- 流水で洗う
- 元の位置へ確実に取り付ける
という流れです。
汚れが落ちにくい場合は、ブラシなどで落とします。
なお、お手入れ前には電源プラグを抜き、運転終了後30分以上経過してから作業してください。

庫内洗浄は月2〜3回が目安
ADW-L40Bには庫内洗浄コースがあります。
取扱説明書では、庫内に汚れがつきにくくするため、月2〜3回の庫内洗浄が案内されています。
庫内洗浄では、市販の庫内クリーナーを使い、食器を入れずに運転します。
また、塩素系洗剤は塩素ガスが発生するおそれがあるため使用しないよう案内されています。
ドアパッキンなど洗浄水が当たらない部分は庫内洗浄コースだけでは洗えないため、必要に応じて別途お手入れします。
維持費を抑えながら使うポイント
ADW-L40Bの維持費を考えるときは、単純に1回の電気代だけを見るのではなく、運転回数やコースの使い方も重要です。
- 食器をある程度まとめて洗い、必要以上に運転回数を増やさない
- 汚れに応じたコースを選ぶ
- 温風乾燥と送風乾燥を用途に合わせて使い分ける
- 残さいフィルターとメッシュトレイを週1回以上清掃する
- 庫内洗浄を月2〜3回行う
といった使い方を意識するとよいでしょう。
ただし、乾燥方法を変えた場合に具体的に何円節約できるかは公式情報から確認できないため、金額を断定することはできません。
まとめ
ADW-L40Bの消費電力量は、AQUA公式でタンク式約640Wh、分岐水栓式約660Whと案内されています。
AQUA公式の試算条件である31円/kWhを使うと、タンク式の電気代は約19.8円/回です。
使用水量はタンク式約5.0Lで、水道・下水道料金262円/m³で試算すると約1.3円/回になります。
そのため、
電気代:約19.8円
水道・下水道代:約1.3円
合計:約21.2円/回
がひとつの目安です。
ただし、この金額には食洗機用洗剤代を含んでいません。また、電気・水道料金や使用コースによって実際の費用は変わります。
お手入れについては、残さいフィルターとメッシュトレイを週1回以上、庫内洗浄を月2〜3回行うことが公式に案内されています。
購入前には本体価格だけでなく、電気代・水道代・洗剤代と、お手入れの手間まで含めて判断しましょう。
電気代だけでなくADW-L40Bのデメリットや総合評価も確認する
FAQ
ADW-L40Bの電気代は1回いくらですか?
AQUA公式の試算条件である31円/kWhを使うと、タンク式・標準コースの温風乾燥時で約19.8円/回が目安です。
実際の電気料金は契約プランや運転方法によって変わります。
タンク式と分岐水栓式ではどちらの水量が少ないですか?
メーカー公表値ではタンク式です。
タンク式は約5.0L、分岐水栓式は約6.8Lです。
残さいフィルターは毎回洗う必要がありますか?
取扱説明書では、残さいフィルターとメッシュトレイを週1回以上清掃するよう案内されています。
残さいが多い場合は、状態を確認しながらこまめにお手入れするとよいでしょう。
庫内洗浄はどれくらいの頻度で行いますか?
AQUAの取扱説明書では、月2〜3回の庫内洗浄が案内されています。
市販の庫内クリーナーを使用し、食器を入れずに庫内洗浄コースを運転します。
温風乾燥と送風乾燥の両方が使えますか?
はい。ADW-L40Bの乾燥方式は温風乾燥と送風乾燥です。
コースや用途に合わせて使い分けられます。
参照した公式情報
- AQUA ADW-L40B公式製品ページ
- AQUA ADW-L40B・ADW-M28B特設ページ
- AQUA ADW-L40B取扱説明書
- AQUA ADW-L40B公式FAQ

